最終更新日 2022年8月31日
ハンドメイドで副業や起業する際や、商品配送の際には住所記載が必要。
自宅住所を公にするのはちょっと抵抗があるな・・・
ネットビジネスを開業する人のあいだで近年バーチャルオフィスが話題になっているのをご存じですか?
実はハンドメイド作家にもメリットが多くバーチャルオフィスに注目が集まっています。
今回は、
- バーチャルオフィスとはなにか
- ハンドメイド作家にとってバーチャルオフィスのメリット・デメリット
などに気になる点をくわしく解説していきます!
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスとは、簡単に言うと仮想上の事務所ということになります。
仮想と言われると「怪しいのでは?」と不安になる方もいるかもしれませんがそんなことはありません!
バーチャルオフィスはオフィススペースではなく住所のみをレンタルできるものです。
レンタルした住所はWebサイトへの記載はもちろん、ネットショップの「特定商取引法に基づく表記」にも記載できます。
CHECK
ハンドメイド作家にとっていいところはこれだけではありません。
以下にさらなるメリットと、そしてデメリットを記載しましたのでさっそく見ていきましょう!
バーチャルオフィスのメリット
バーチャルオフィスのメリットは思いつくだけでも以下の通りたくさんあります。
- 自宅以外の住所でビジネスができる
- 初期費用やランニングコストを大幅にカットできる
- 副業や個人事業主、法人にかかわらず利用可能
- 法人登記OKのバーチャルオフィスが多い
- 郵便物や宅配物をバーチャルオフィスから自宅に転送してもらえる
- 電話番号レンタルや電話転送サービスを利用できるバーチャルオフィスもある
- 会議室のレンタル利用も可能なバーチャルオフィスが多い
まず、バーチャルオフィスはオフィススペースがないぶん水道光熱費やテナント料がかからないのが魅力。
事務所を借りて家賃10万円…なんて到底無理だから、格安で住所だけ借りれるのは嬉しい!
バーチャルオフィスは全国どこに居住していても一等地の住所を利用することができます。
法人として立ち上げる際には特に信用度が高まるでしょう。
住所だけでなく郵便物や宅配物、電話転送といったさまざまなサービスが受けられるところも人気の理由。
事業所によってプランや料金設定はかなり豊富にあるので、自分にあったバーチャルオフィスを選び抜くというところが大きなポイントになってきますよ。
バーチャルオフィスのデメリット
バーチャルオフィスはメリットしかありませんよ!…と、言いたいところですがどんなものにもデメリットはつきもの。
- 作業スペースはほかに用意しなければならない
- バーチャルオフィスの住所はほかの事業所なども利用している
- バーチャルオフィスの運営元や住所の経歴の確認が必要
バーチャルオフィスはあくまで住所レンタルがメインです。
作業するようなオフィススペースはないので制作活動や梱包作業する場所などは別途用意する必要があります。
また、バーチャルオフィスが貸し出している住所は多くの場合自分専用の住所ではありません。
たとえば顧客が住所をネットで検索しようと思ったときにべつの事業や会社名が先に出てきてしまうことも考えられるということです。
そのような際にバーチャルオフィスを知らない人は少し不安になる可能性があるかもしれませんね。
しかし中にはオプションで専用住所にしてくれるバーチャルオフィスもあるようですので、チェックしてみるといいでしょう!
CHECK
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バーチャルオフィスの運営元はもちろん、貸し出されている住所がいままで犯罪に使われた場所などではないかというのは事前に確認必須です。
バーチャルオフィスがハンドメイド作家におすすめの理由は住所バレ対策
ハンドメイド作家にとってバーチャルオフィスを利用する1番のメリットは、やはり自宅の住所を明かさずに作品の発送ができるところではないでしょうか。
ネットショップを開設するにあたってやはり気になるところは住所バレ。
住所バレについては抵抗のある人がほとんどなのではないでしょうか。
バーチャルオフィスを利用すれば「特定商取引法に基づく表記」の欄に自宅住所を載せる必要はありません。
また、ハンドメイド作品を送るときの住所の記載もバーチャルオフィスの住所でOK。
もしハンドメイド作品が配送時の宛先不明やなんらかの理由で返品という形になったとしても、バーチャルオフィス先から自宅に転送してくれます。
ハンドメイド作家が悩みがちな住所バレもバーチャルオフィスを使えば一気に解決だね!
ハンドメイド作家はバーチャルオフィスをうまく活用しよう!
バーチャルオフィスというまだあまり聞き慣れないものだとちょっと不安に感じてしまいそうですが、どんなものなのか知れば知るほど魅力やメリットを知ることができますね!
バーチャルオフィスを利用することでハンドメイド作家としての活動範囲が大幅に広がります。住所がバレることなく運営できるということは、住所記載がルールであるネットショップでの販売もどんどん可能になるということです。堂々と住所を記載することで購入者からの信頼も高まります。
法人化できるといった将来を見据えたところでも安心のバーチャルオフィス。ムダがなく費用をおさえながら運営できるところも将来の備蓄にまわせるので断然お得です。
バーチャルオフィスは年々増加し、現段階でも全国各地で展開されています。運営元とレンタルできる住所の経歴は信用できるものかしっかりチェックすることを忘れずに。
事業所によって住所貸し以外でのサービスがかなり違っています。情報収集をしてぜひ自分のハンドメイド作家活動に活かせるバーチャルオフィスを見つけてみてくださいね!