最終更新日 2023年4月1日
ハンドメイド作品をつくってみたはいいけれど、どう売ればよいのかがわからないという人も多いのではないでしょうか。
せっかくのハンドメイド作品、たくさんの人の目にとまる売り方で販売したいですよね。
販売方法には店頭販売やネット販売などさまざまな種類がありますが、どんな売り方が1番よいのでしょうか。
今回は、ハンドメイド作品の売り方や販売サイトまでくわしく解説していきます。
ハンドメイド作品を売る方法
ハンドメイド作品は、インターネット販売や実店舗販売があります。
販売方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
フリマアプリやハンドメイドサイト | 利用者が多い 多くの人にアピールできる 無料で利用でき手軽 | 値下げ交渉の可能性も 競合が多い |
ハンドメイドマーケットや貸店舗 | お客様と顔を合わせられる 実際に作品を見てもらえる | 出展料や賃料がかかる |
ネットショップを作成 | ブランディングで差別化ができる 自分好みにカスタマイズできる 無料で作成できるものもあり手軽 | 集客は自分で行う |
どんな特徴があるのかさっそく見ていきましょう!
フリマアプリやハンドメイドサイトで売る
ハンドメイド作品を販売する際にどちらも主流となってきている方法です。
スマートフォンひとつで販売や購入ができ、その手軽さが人気。
フリマアプリの場合は利用者が多くたくさんの人の目にとまります。
しかし、フリマということが前提。
時に値下げ交渉されることもあるのでそれは承知の上で販売をしましょう。
ハンドメイド専門のサイトの場合、訪れる人の多くはハンドメイド作品の購入を検討している人なのでより購入につながるでしょう。
ただしハンドメイドに特化しているぶん競合相手が多いので、他との差別化を図るなどの工夫が大事ですね。
ハンドメイドマーケットや貸店舗で売る
まだまだ根強い人気の実店舗販売。
長くハンドメイド作品を販売している人に多い傾向があります。
やはりお客様と直接顔を合わせることができるところが魅力ですよね!
ただし、売り上げに関係なくテナント料がかかってしまうので要注意。
貸店舗の中には委託販売という方法を取っているところもあります。
他の人のお店の一角に自分のハンドメイド作品を置いてもらうことができるシステムです!
販売のプロのもとで売ることができるメリットがありますが、デメリットとしては自身は店頭に立たないのでハンドメイド作品の説明ができないという点があります。
ネットショップを作成して売る
ネットショップで起業する方法もあります。
ネットショップ開業サイトがあるので誰でも簡単にネットショップを開設することができるんです!
自由にカスタマイズできるものも多く、自身の作品のブランディングやコンセプトを伝えやすいのも魅力。
他のハンドメイド作家との差別化が図れます。
ただし集客を自分でしなければならないので、SNS運用など販売戦力も持っていなければならないという難しさもあります。
ネットショップ開業はココ
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ネットショップ開業!簡単に作れるサイト6選|ハンドメイド作家も自分の店を持とう
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おすすめはオンライン販売
ハンドメイドマーケットや貸店舗での販売もお客様の反応を直接感じることができるのでとても魅力的です。
しかし、ここでネックになってくるのが手数料の大きさ。
オンライン販売の場合、手数料は売れた時のみ発生するほか一度出品してしまえば継続的に販売できるので売り上げが立つか不安…という作家さんにもピッタリ!
店舗に足を運ばずとも幅広いハンドメイド作品を購入できるというところでもお客様のニーズに合っています。
今は通販でなんでも買えちゃう時代だもんね。
ただし、オンライン販売の場合匿名配送できるサイト以外では住所や名前の開示が必須。
個人情報が公になるのはちょっと…という人は、以下の記事を参考にしてみてください!
-
参考【最新】匿名でハンドメイド作品を売れるサイト|おすすめの販売方法は?
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-
参考バーチャルオフィスのメリット・デメリット|ハンドメイド作家にもおすすめな理由
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店舗ならまだしも、実際に住んでいる住所を公にするのが怖いという気持ちはだれでもあります。
上記の方法であれば住所を公にせず、販売経路を拡大できるので是非チェックしてくださいね!
作品販売サイトやアプリ選びのポイント
いざオンラインでハンドメイド作品を販売しよう!と思っても、今は数多くのサイトがあり迷ってしまいますよね。
そこで続いては、作品販売サイトやアプリ選びのポイントをご紹介。
販売サイト選びのコツ
- 手数料で選ぶ
- 配送方法で選ぶ
- 匿名配送の可否で選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう!
手数料で選ぶ
販売サイトやアプリでハンドメイド作品を販売する場合、
- 販売手数料
- 振込手数料
- 決済手数料
などがかかる場合があります。
なるべく安く済ませたいという気持ちの人がほとんどですよね。
ただ、安さのみで選んでしまうとサービスに不満が出ることも。
サービスとのバランスを見ながら、自分に合ったプランの販売サイトやアプリを見つけてみてください!
配送方法で選ぶ
配送方法にはいくつか種類があります。
- ヤマト運輸
- 佐川急便
- ゆうパック
など…
郵便局やヤマト便などと提携したプランがある販売サイトがある一方で、なかには自身ですべて手配しなくてはならない場合もあります。
サイトによっては独自の配送方法を指定できるところも有ったり、配送方法ひとつとってもかなり違ってくるんです。
自分で全部手配するには時間がかかって面倒…という人は、コンビニなどで手軽に発送できるサイトを選ぶと良いでしょう◎
匿名配送の可否で選ぶ
最近需要が増えているのがこの「匿名配送」。
販売者・購入者ともに住所や名前を知らせずに配送できるシステムのことです!
見ず知らずの人に住所を知らせることに不安を抱く人も多いので、こういった安心システムがあることで購入意欲が高まることも。
ネット上で自宅住所を公にしたくないというハンドメイド作家さんも多いので、この匿名配送の可否はかなりポイントと言えるでしょう。
【総まとめ】ハンドメイド作品販売におすすめのサイト
さて最後は、ハンドメイド作品を販売するのにおすすめのサイトをまとめてご紹介します!
サイト名 | 公式サイト | 月額料金 | 手数料 | 匿名配送 |
---|---|---|---|---|
メルカリ | 公式サイト | 無料 | 販売手数料:販売価格の10.0% | 〇 |
ラクマ | 公式サイト | 無料 | 販売手数料:販売価格の6.0% | 〇 |
minne | 公式サイト | 無料 | 販売手数料:販売価格+送料の10.56% | × |
Creema | 公式サイト | 無料 | 販売手数料:10% | × |
どのサイトも有名なので、一度は目にしたことがある人・すでに利用している人も多いのではないでしょうか。
メルカリ・ラクマはフリマサイト、minne・Creemaはハンドメイド作品に特化した販売サイトとなっています。
じゃあminneやCreemaの方がいいってこと?
一概にそうとは言えないんです。
minne・Creemaはハンドメイド作品に特化した販売サイトなので競合も多く、自分で集客を考えていく必要があるでしょう。
メルカリやラクマは最近ではハンドメイド作家の出品も増えていますが、そのほかの利用者も多く競合ばかり!というわけではありません。
さらに利用者数がとても多いので、ハンドメイド作品を買うぞ!ともともと購入意欲がある人ではない人にも見つけてもらいやすいというメリットも。
匿名配送に対応しているのもフリマサイトのメリットですね。
minnneやCreemaでも住所バレたくない!
ハンドメイド作品の販売に挑戦しようと思った時に不安要素として残るのは、個人情報なのではないでしょうか。
minnneやCreemaで販売しようと思ったけど、匿名配送が無いんだね…
そんな人は、バーチャルオフィスがおすすめです!
住所バレをせず販売できる方法と共に、詳しく見ていきましょう!
匿名配送できるサイトを使う
選び方でも少し開設しましたが、匿名配送の可否はポイント。
販売サイト側には個人情報として住所や名前などを登録する必要はありますが、匿名配送にした場合出品者の住所や名前は開示請求が行われない限り公開されません。
反対に購入者の住所も公開されないのでお客様も気軽に購入することができるのです。
- メルカリ
- ラクマ
は匿名配送での配送が可能になっています。
- minnne
- Creema
は対応していません。
住所や名前を記載しないという方法もありますが、購入者の名前を教えてもらっているのに出品者側が名乗らないというのはマナーとしてよく思わない人もいるでしょう。
また、配送トラブルの際に住所がないと戻ってこないなどの問題もありますので表記することをおすすめします。
名前や住所の登録は必須ってしってた?
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【完全版】ハンドメイド作品を住所バレずに送る方法|匿名?住所借り?おすすめは?
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バーチャルオフィスを使う
バーチャルオフィスというのは、簡単に言えばオフィスを借りたりせず実際にその場にいなくても住所や電話番号を利用できるサービスです。
郵便物の受け取りや転送なども行なってくれます。
つまり自宅にいてもバーチャルオフィスの住所や連絡先を使ってオフィスさながらのことは一通りできてしまうということ。
住所は実際にバーチャルオフィス店舗がある場合がほとんどで、怪しいものではないので安心してくださいね!
バーチャルオフィスって何?
もっと詳しく知りたい!
と、いう人は下記の記事もぜひチェックしてみてください。
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参考【総まとめ】バーチャルオフィスおすすめ6選|ハンドメイド作家に必要な理由
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オリジナルサイトを作る
自身でハンドメイド販売サイトを作ってしまうというのもひとつの手。
自分のネットショップであれば、個人名ではなく屋号を使っての配送が可能になります。
今ではハンドメイド作品のネットショップ開業サイトも幅広く出回っています。
1から自分で作るのは難しいですが、ネットショップ開業サイトを利用すれば簡単にサイトを作ることができますよ!
ネットショップつくる?
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ネットショップ開業!簡単に作れるサイト6選|ハンドメイド作家も自分の店を持とう
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賢く販売経路を確保してハンドメイド作品を広めよう!
せっかくハンドメイド作品を販売するなら、たくさんの人に購入してもらいたいですよね!
今回紹介したように、売り方は多数あります。初期費用や月額手数料が無料で始められるものもありますので、同時に複数のサイトに登録して販売するのも1つだと思います。
いま話題のバーチャルオフィスや匿名配送などを上手に活用しながら、ハンドメイド作品をどう売るのが1番自分に合っているのかをぜひ探ってみてください。