最終更新日 2023年4月1日
アーティフィシャルフラワーとプリザーブドフラワーには以下の様な違いがあります。
アーティフィシャル・ドライ・プリザーブド…
なんか全部カタカナだし違いが分かんない!
アーティフィシャルフラワー…生花のような美しさをもつ造花
プリザーブドフラワー…生花を特殊液で加工し長持ちさせたもの
ドライフラワー…生花を乾燥させたもの
と、原材料や加工方法が違うんです!
アーティフィシャルフラワー | プリザーブドフラワー | ドライフラワー | |
---|---|---|---|
もとの状態 | 造花 | 生花 | 生花 |
製造過程 | ポリエステル樹脂などを加工 | 特殊加工 | 乾燥 |
長期保存 | 可能:半永久的 | 可能:平均5年前後 | 可能:平均5数か月 |
時間がたつと | 美しさはそのまま | ひびわれや色落ちなどが起こる | 枯れていき茶色っぽく・カサカサになる |
今回は、間違えがちなアーティフィシャルフラワー・プリザーブド・ドライフラワー3つの違いと特徴について詳しく解説していきます!
アーティフィシャルフラワーとは
アーティフィシャルフラワーとは、一般的な造花よりも生花のような美しさをもち、色鮮やかな花々を楽しめる造花です。
アーティフィシャルフラワー | |
---|---|
もとの状態 | 造花 |
製造過程 | ポリエステル樹脂などを加工 |
長期保存 | 可能:半永久的 |
時間がたつと | 美しさはそのまま |
人工的につくられたお花ってことだよね!
その通り!
3つのなかでアーティフィシャルフラワーだけが『造花』です。
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アーティフィシャルフラワーの特徴
アーティフィシャルフラワーはプリザーブドフラワーやドライフラワーと違い、完全な造花です。
そのため、より長期保存化可能+水やりなどの必要なし+豊富なカラーバリエーション+通年好きな花を楽しめるということなどがメリットとしてあげられます。
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アーティフィシャルフラワーの名前の由来
artificial「人工的な」+flower「花」の造語でアーティフィシャルフラワーという名称がつけられています。
もともとはシルク(絹)で作られていたため、「シルクフラワー」とも呼ばれていました。
現在でもさまざまな呼び名がありますが、高級造花としてよりリアルで美しい造花をアーティフィシャルフラワーと呼びます。
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーはもとは生花からつくられています。
プリザーブドフラワー | |
---|---|
もとの状態 | 生花 |
製造過程 | 特殊加工 |
長期保存 | 可能:平均5年前後 |
時間がたつと | ひびわれや色落ちなどが起こる |
あんなに綺麗な色をしてるのに生花なの?!
生花を特殊液で加工することにより、より鮮やかかな色合いを再現し長期保存を可能にしているんです!
プリザーブドフラワーの特徴は?
さらに、生花にはない色味に染色されたものもあるので、豊富なカラーバリエーションを楽しむことができます。
生花のような香りや花粉もついていないので、アロマなどと併用することも可能です!
プリザーブドフラワーの名前の由来は?
プリザーブド=preserved「保存された」という意味を持ちます。
生花を特殊加工し、長く楽しめるよう”保存された”プリザーブドフラワーという風に覚えると、プリザーブドフラワーとはなんなのか?名前の由来はなんなのか?を一度に覚えることができるのでおすすめです。
「生花を特殊加工して長く楽しめるよう”保存された”のがプリザーブドフラワー」
と、覚えよう!
ドライフラワーとは
ドライフラワーとは、生花や葉・果実を乾燥させたものです。
生花が枯れてしまってもその美しさを楽しめるように、ドライフラワーが広まったとされています。
ドライフラワーならではの質感があるよね。
アーティフィシャルやプリザーブドと違い加工をせず、生花を枯らしてそのまま使用していることが多いので独特の風合いがでますね◎
ドライフラワーの特徴
ドライフラワーの特徴は、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーとは違い生花をそのまま乾燥させた自然の色味です。
ナチュラルな色味はインテリアにも馴染みやすいのでドライフラワーの人気は高まっています!
しかし、もとは同じ生花でもプリザーブドフラワーと違い長期保存のための特殊加工はされていません。
生花よりも日持ちはしますが、日を追うごとに枯れて茶色みがかかってきてしまいます。
ドライフラワーは、生花を乾燥させて作られているものです。
購入も可能ですし、自分で制作することもできますよ。
プリザーブドフラワーと違い、ドライなので時間がたつごとに花の色は失われて茶色に近づいてきます。
ドライフラワーの名前の由来
ドライ=dry「乾燥」なので、製法と同じく”乾燥させたお花”という意味ですね。
ドライフラワーの名前の由来と製法を合わせて
「”乾燥させ”ドライにしたお花」と覚えておきましょう。
アーティフィシャル・プリザーブド・ドライに共通する特徴
3つとも生花より長く楽しめるのは共通してるよね!
あとは何かある?
生花のような水やりやお手入れが必要ないということも、3つに共通するおおきなメリットです!
しかしプリザーブドフラワーとドライフラワーはもともと生花です。
そのため、数か月~数年たつと劣化がはじまります。
一方アーティフィシャルフラワーは造花なので、基本的に劣化はありません。
(屋外など使用する場合は、劣化する場合もあります)
どれも制作には向いている
ハンドメイド作品に向いているお花は?
どれもハンドメイドに使う材料には向いています!
なぜならば、生花と違い”生きている”ものではないので、手入れも必要なく、長期保存が可能だからです。
アーティフィシャルフラワーもプリザーブドフラワーもドライフラワーも、生花のように作品制作はスピード勝負!というものではありません。
作品1点1点に時間をかけてじっくり作り込みたい方にも向いています。
なので、どれもハンドメイドの材料としては適していると言えるでしょう。
まとめ
アーティフィシャルフラワーとドライフラワー・プリザーブドフラワーの大きな違いは、もとは生花か造花かです。
どちらも長期保存が可能ですが、より長く劣化しないものがほしいという場合は造花であるアーティフィシャルフラワーがおすすめですよ。
アーティフィシャルフラワー・プリザーブドフラワー・ドライフラワーどれも雰囲気が異なるので、どんな作品を作りたいかによって、材料も使い分けましょう。
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